夏期講座「理科実験」のようす

先日2020年度のSSA夏期講座が終了いたしました。
ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。


SSAでは「理科実験」と称しまして、小学3・4年生、小学5・6年生対象の科学実験授業を実施しました。

ここでは簡単ではありますが、小5・6生の理科実験の様子をお伝えします。

小5・6年生対象「水中シャボン玉、色玉浮沈子(人工イクラ)」をつくろう!

 

皆さん一時回転ずし店ではイクラの高騰により人工イクラがレーンを回っていたことをご存じでしょうか。今回は好きな色の絵具で着色し、カラフル人工イクラを作っちゃおう!という実験です。

絵具なので、食べることはできませんが、食紅で作れば食べることもできます。

 

 

材料を混ぜてA液とB液を作り、注射器でA液をB液に落とします。

うまくいくと、まん丸のきれいなイクラが完成します。
弾力や押すとプチっとはじける感じも本物のイクラのようです。

 

最後はイクラを選別し、濃度調整した砂糖水に入れて、浮沈子実験もしました。
カラフルなイクラが浮かんだり沈んだりする姿はとてもきれいで、参加してくれた子たちも楽しんでくれました。


水中シャボン玉の実験でも、人工イクラの実験でも、最後の浮沈子実験でも、なぜそうなるのか原理を説明しながら、ワークシートを埋めて理解を深めました。今回の小5・6の実験は化学反応や界面活性剤の特性を利用して膜を作るものでした。
 単に実験しただけでなく、なぜそうなるのか科学の原理・根本に触れ、すこしでも科学に興味を持っていただけたらと考えています。

 まだ調整中ですが、理科実験はこれからも実施していく予定ですので、機会がありましたら、ぜひご参加ください。

 

2020年08月28日